りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

富士日記〈上〉

富士日記〈上〉 (中公文庫)

富士日記〈上〉 (中公文庫)

★★★★★

武田泰淳と過ごした富士山麓での十三年間の一瞬一瞬の生を、澄明な眼と無垢の心で克明にとらえ天衣無縫の文体でうつし出す、思索的文学者と天性の芸術者とのめずらしい組み合せのユニークな日記。昭和52年度田村俊子賞受賞作。

好きな作家さんや本読みの人の間で圧倒的に人気のあるこの作品。
満を持して?読んでみたけど、楽しい〜!確かにこれは癖になる。
豪快で繊細で面白がりやな百合子さんを好きにならずにはいられない。

これは本棚に置いておいて、ちびちび読むのに向いてる本。
というわけで、慌てて上中下と3冊買って来て本棚に並べてにんまり。
感想書いたり★つけたりするのも野暮って感じ。(そんなこと言ったら他の本についてもそうなんだけどさ)