りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

末廣亭8月上席夜の部

・文生 漫談
・小満ん「あちたりこちたり」
〜仲入り〜
・文菊「千早ふる」
・にゃん子金魚 漫才
・文左衛門「夏泥」
・菊丸「祇園祭
・翁家社中 太神楽
・菊之丞「死神」

文生師匠 漫談
文生師匠ももっと見てみたい噺家さん。
この日は前にあがったペー先生をいじりつつ、農業高校に通っていた頃から噺家になるまでの話をつらつらと。
面白かったけど落語が聞きたかった…!

小満ん師匠「あちたりこちたり」
わーい!小満ん師匠、うれしい〜!
文生師匠も相当お酒が強いんですよと言いながら「あちたりこちたり」。
もう何回も聴いているけど何度でも楽しい。
聞き役のおかみさんがいいんだよなぁ。
「お湯に行ってくるって出かけてどこまで行ってたのよ」と言いながらそんなに怒っていなくて旦那の話を案外興味を持って聞いている。
「あらいやだ」「銀座?ずいぶん豪気」「お寿司?あらうれしい。出してちょうだい」
小満ん師匠と奥様もこんな風なのかなぁなんて妄想してにやにや。

文菊師匠「千早ふる」
かなり刈り込んでいるんだけど、要所要所がなんかすごくおかしい。
浪花節調になったりしたときに大声を出して、八が「あーーびっくりしたー。なんでそんな大声を出すんです?」「いや寝てるお客様がいたから」

文左衛門師匠「夏泥」
文左衛門師匠らしく家にいる男のドスがきいててこわい…。こんな家に入ってしまった泥棒は災難だ。

菊丸師匠「祇園祭
菊丸師匠も見るたびに違う噺をかけてくれるのでうれしい。
京の男の嫌味っぽさがいかにもわざとらしくておかしい。
それを聞いて「なにを〜?」と江戸っ子が怒るところが気持ちいい〜。

菊之丞師匠「死神」
菊之丞師匠の「死神」は前に二人会で聞いていたから違う噺が聞きたかったなぁ〜。ってこちらの勝手な都合なんですが。
意外にも?軽めの「死神」。