りつこの読書と落語メモ

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桃月庵白酒 rakugobookいいね!

7/13(月)、成城ホールで行われた「桃月庵白酒 rakugobookいいね!」に行って来た。
こういうメジャーな会に行くのは久しぶりな気がする…。落語を聞き始めた年は売れっ子の師匠の独演会や二人会のチケットをばんばん行っていたんだけど、だんだん渋好みになってきて(?)ご無沙汰気味に。
でも好きなんだよねぇ、白酒師匠の落語。時々無性に聞きたくなる。それも寄席じゃなく独演会でたっぷりと。
というわけで久しぶりに白酒師匠の独演会へ。

・はまぐり「元犬」
・白酒「馬の田楽」
・白酒「お菊の皿
〜仲入り〜
・白酒「船徳

はまぐりさん「元犬」
すっとしたハンサムボーイで師匠とはずいぶんタイプが違うのねと思っていたけれど、時折妙におもしろいところがあって、やっぱり師弟なのだなぁと思う。

白酒師匠「馬の田楽」
亡くなった扇橋師匠の思い出。扇橋師匠といえば先代の小せん師匠との楽屋での会話が忘れられない。とにかくふわふわしていて大丈夫かこいつら?と思っていた。
「週刊誌買ってきちゃった」
「こういうの読めるの?」
「読めるよ、ほら、ここが袋とじになってるの」
「ハサミちょーだい」(と言って切って二人で中身を見て)
「わ、天然色」
「今、毛はいいの?」
「よくなったんだよ」
「この毛を(我々の)頭に植えたいなぁ」
そんな会話を延々と…。

志ん朝師匠はエロ話が嫌いで「そういうのはやめなよ」と粋にたしなめていたけど、こうやってグイグイやるのが柳家なんです。
そんなまくらから「馬の田楽」。
「馬の田楽」といえば小三治師匠の印象が強いんだけど、当然ながら似ても似つかない「馬の田楽」。でもこれが面白い! 田舎ののんびりした風景の中で頭のねじが緩んだ人たちの楽しい会話。自分は気が短いと言いながらとんでもなく気の長い男がやたらと声がでかいのがおかしかった。

白酒師匠「お菊の皿
お菊さんを見に行く男たちがべらぼうに面白い。
ものすごく怖がってキャーキャー言う男、生暖かい風が吹いてきたと思った仲間のため息だったり…それがお菊さんが出てきたら「いい女!」と心底うれしそう。
「番町っ!」という掛け声もバカバカしくて楽しい。
ちょっと太めでドスのきいたお菊さん、すごく楽しかった。

白酒師匠「船徳
徳さんがすごく独特。わがままで褒めてほしがりで謝ってほしがり。
船に乗った二人が「こりゃだめだ」とあきらめムードになるのが面白い。