りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

第96回 朝也の会

7/6(月)、らくごカフェで行われた「第96回 朝也の会」に行って来た。

・朝也『片棒』
・一花『金明竹
・朝也『蚊いくさ』
〜仲入り〜
・朝也『大山詣り

朝也さん『片棒』
朝也さんはまくらも楽しい。一朝師匠の家に行って師匠がお茶をいれてくれたりそうめんを茹でてくれた話。さっぱりしていてテキパキ動く一朝師匠の姿が浮かんできて微笑ましい。
テンポが良くてメリハリがあって楽しい「片棒」だった。

一花さん『金明竹
私の役目は、朝也あにさんが十分に休みがとれるように長い噺をすることです。とはいえたいして噺を持ってるわけではありませんので、私の持ってる中で比較的長い噺をしますが、考えてみたらこれは朝也あにさんから教わった噺で…教わったあにさんが見てる中でしないといけないという…。
そんなまくらから「金明竹」。はっきりしていてかわいくて気持ちのいい落語。時々入るクスグリが楽しい。なんかとぼけた味があっていいなぁ、一花さん。好き。

朝也『蚊いくさ』
自分が教えた噺をわきで聴くのはドキドキしますね。「金明竹」は自分ではあんまりやらないしやる時も後半部分をやるので、今聞いて思い出しました。今ならできます。
でも忘れたころにまた見習いに教えることになるんでしょう。一朝師匠が「朝也さん、教えといて」。こういう時だけ「さん」が付くんです。
わはははは。なんか一朝一門の雰囲気が伝わってきて楽しいなぁ。

「蚊いくさ」は初めて聴く噺。ネタおろしだったのでちょっと慣れてない感じがあったけど、とっても楽しい。
剣術の稽古に凝ってる八百屋が師匠に教わったままにやろうとするんだけどことごとく失敗していくのが楽しい。

朝也『大山詣り
とても楽しい「大山詣り」。
朝也さんは女性がいいなぁ。なよっとなって高い声を出すのがなんともかわいくておかしくてバカバカしい。