りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

新作落語せめ達磨vol.56

5/29(金)なかの芸能小劇場で行われた「新作落語せめ達磨vol.56」に行ってきた。

・志ん八・花いち《前説》
・めぐろ『ダービー前夜』
・駒次『誰にも言えない』
・ゲスト・エルシャラカーニ 漫才
〜休憩〜
・きく麿『ミステリーバスツアー』
・天どん『自慢する女』

志ん八さん・花いちさん《前説》
花いちさん、面白いなぁ。前説だけでも面白い。あの独自のおどおど感がたまらない。
電車に乗って席を譲るかどうかという話がほんとに面白かった。

めぐろさん『ダービー前夜』
めぐろさんも好きなんだよねぇ。でもずいぶん見に行ってないわー。好きな噺家さんが多すぎて見きれないんだよなー。
老人ホームの仕事に行ってねぎられたというまくらがたまらなくおかしかった。
まくらが面白すぎて落語でちょっとトーンダウンしたのが残念だったけど、それもめぐろさんらしくておかしい。

駒次さん『誰にも言えない』
駒次さんも好きー。時々ブログを見ているから、鉄道オタクの彼女の方が「写真なんか見せられない〜。だってどの写真もみんなこのポーズ(駅長のポーズ)してるんだもん」に大笑い。

エルシャラカーニ 漫才
めっちゃくちゃツボだった。おもしろいっ!!
テレビで見た時も好きだーと思ったけど、生で見たらほんとにいちいちツボでたまらない。好き好き。

きく麿師匠『ミステリーバスツアー』
久しぶりのきく麿師匠。もっと見に行きたいんだけど、なぜか小三治師匠と重なるマジック(涙)…。
仕事で九州に行った時のまくら。
ちょっとお知り合いになりたくないようなおばちゃんやおじさんにもつい声をかけてしまうきく麿師匠だからこそ、こういう面白い目にあうんだろうなぁ…。
ある意味、大阪のおばちゃんより強烈そうだ、九州のおばちゃんって。
怖い怖いと言いながら明らかに面白がって楽しそうなきく麿師匠がおかしすぎる。

そんなまくらから『ミステリーバスツアー』。これがまたきく麿師匠らしい、歌あり物まねありのバカバカしくも楽しい新作。
途中が盛り上がりすぎて収集がつかなくなった感じもあったけど、楽しかった〜。