火星の人
- 作者: アンディウィアー
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2014/09/30
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (18件) を見る
有人火星探査が開始されて3度目のミッションは、猛烈な砂嵐によりわずか6日目にして中止を余儀なくされた。だが、不運はそれだけで終わらない。火星を離脱する寸前、折れたアンテナがクルーのマーク・ワトニーを直撃、彼は砂嵐のなかへと姿を消した。ところが―。奇跡的にマークは生きていた!?不毛の赤い惑星に一人残された彼は限られた物資、自らの知識を駆使して生き延びていく。宇宙開発新時代の傑作ハードSF。
SF読みではないので細かいところには正直あまり興味が持てずに飛ばし読み。
政治的な足枷とかそういう要素がなく、とてもシンプルなストーリーなのがよい。映画向き。と思ったら映画化が決定しているらしい。
あり得ないほどの危機なのにくだらないドラマを見てディスコ音楽を聴いてクリスティを読む主人公のマーク。
自分の持てる知識を総動員して生き延びるためにチャレンジし続けるのがとてもかっこいい。
前半のじゃがいもを育てるところが特に好き。