りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

第148回朝日名人会

4/18(土)、有楽町朝日ホールで行われた「第148回朝日名人会」に行って来た。

柳家市助「真田小僧
柳家ろべえ「鈴ヶ森」
・蜃気楼龍玉「一眼国」
金原亭馬生井戸の茶碗
〜仲入り〜
・立川生志「お菊の皿
柳家小三治「猫の災難」

ろべえさん「鈴ヶ森」
いつものように「半人前なのでろべえですが、お客さんから”しっかりしろー””がんばれー”と声をかけていただくと…」と言ったところで、女性の声で「しっかりしろー」。
これですっかり意気消沈のろべえさん。お気の毒…。
小三治師匠のお供で地方に行った時、ホールに入ってマイクチェック。マイクチェックの時はたいてい「道灌」をやることになっていて、「ご隠居さん、こんちはー」「おやおや誰かと思えばはっつぁんかい」とやると、袖にいた小三治師匠が「違う!」。
それから何回やり直しても「違う!」「そうじゃない!」。
なんだお前は喜多八にそういうことを教わってないのか。だったら俺が教えてやる。これができるようになったらお前は師匠を超えるよ。
そう言われて、言われた通りにやってみると…「ちがう」。

そんなまくらから「鈴ヶ森」。
竹の子がお尻に刺さったところがなんだかやけにおかしくて大爆笑。

龍玉師匠「一眼国」
龍玉師匠の「一眼国」は何度も見ているけど、やっぱりいいなぁ。ちょっと不気味で怖くてでもおかしくて。

馬生師匠「井戸の茶碗
丁寧な「井戸の茶碗」。お殿様が白痴っぽくて笑ってしまう。

生志師匠「お菊の皿
自分以外は全員落語協会。しかもそうそうたるメンバー。言うならばこれはあれですよ。自民党の集まりに…しかも安倍総理もいる、そこに幸福実現党が一人混ざっちゃったみたいなもんです。
落語協会自民党とか言うのほんとにやめてほしい。しかも小三治師匠=安倍総理って…。

手馴れてきたお菊さんに広告代理店がCM依頼。これで結構笑いをとっていたけど、そのせいで噺自体の面白さが失われていた。
好きな人は好きなんだろうけど私はだめだ。なんといってもまくらのセンスが…。無理。

小三治師匠「猫の災難」
くまさんが酔っぱらうのがちょっと早すぎてドキドキしたー。
ほんとに酔っぱらっちゃったかと思ったよ。
兄貴分が帰ってきてくれた時はほんとにほっとした(笑)。