りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

春風亭一左勉強会

3/3(火)、新橋Red Pepperで行われた春風亭一左勉強会に行ってきた。
一左さん、マスター、お客さんの雰囲気がとても良くて、大好きだったこの会。これが最終回。
マスターがお店をやめられるということで仕方ないけどさみしいなぁ…。
いつもマスターにポンポン毒舌をふるっていた女性が絶品のロールケーキを持ってきてくれて、他にもお客さんが持ち寄ったつまみを食べながら乾杯。
マスター、お疲れ様でした。ほんとに素敵な空間でした。
そして一左さん、第二のRed Pepper、見つけてね。ってあんなお店ないか…。でも勉強会は続けてほしい。ぜひぜひ。

・「短命」
・「長屋の花見
〜仲入〜
・「替り目」

「短命」
一左さんの「短命」は深夜寄席で見ているんだけど、面白い!
察しの悪いくまさんに、じれるご隠居がいい。
また迎え撃つおかみさんの恐妻ぶりが最高。笑った〜。

長屋の花見
この季節がやってきたのね、と思う。落語を聴き始めて3年目の春…。
何が好きって、毛氈担いで花見に向かうふたりが、海苔屋の婆さんの弔いを思い出して語り合うところ。なんの悪気もなく、思わずその時のことを思い出して二人で話しているのがすごくおかしい。
花見のシーンもバカバカしくて楽しい。

「替り目」
後半までたっぷり。最後まで聞くとこのタイトルの意味がわかるんだな。
めんどくさい酔っぱらいと、迷惑かけたからと車屋さんをねぎらうおかみさん。
おかみさんが出かけて行ったと思って気が緩んでおかみさんへの気持ちを独り語りする旦那さん。
いい噺だよなぁ。それだけにテンポの良さが必要なのかも。