りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

落語青田会

2/27(金)、三越劇場で行われた「落語青田会」に行ってきた。

・春風亭昇吾「牛ほめ」
・瀧川鯉斗「歯なし政談」
・春風亭一左「締め込み」
〜仲入〜
・プチ☆レディー マジック
桂宮治「花見の仇討」

昇吾さん「牛ほめ」
与太郎がなぞなぞをやろうというところから始まったので「穴子でからぬけ」だな!と思っていると、それはあっさり小噺として。
いつもの「サゲ」のあとに、もう一問。あれ?と思っていると聞いたことのないオチ。おおお、もしや新作派?ちょっと面白いぞ。
「牛ほめ」は普通の「牛ほめ」だったけど、なんかちょっとフラがあって楽しい。

鯉斗さん「歯なし政談」
鯉斗さんを見るのはこれで二回目。
落語家とは思えないようなイケメンで、しかも話し方も落語っぽくない。
はなしていて急に素に戻るので、ちょっとどきどき…。
笑ったのが、鯉昇師匠の家に行ったときの話。玄関をあけると師匠がいて肩の上に鳥が止まっている。それは師匠が飼っているモウちゃん。鳥が逃げたら大変と思って慌てて玄関をしめて、それからそっと開けると「モウちゃんは慣れてるから逃げたりしないから大丈夫」と。
次の日また師匠の家にいくと、モウちゃんがいない。聞いたら、窓が小さく開いていたらそこから逃げてしまった。
二人で探しましょうと公園に探しに行くと、電線の上に雀雀雀モウちゃん雀。
見つけたものの捕まえられなかった、と。 モウちゃん、逃げちゃったんだー。

一左さん「締め込み」
「この青田会は以前はお江戸日本橋亭でやっていたものを今回から三越劇場に場所を移したものです。お江戸日本橋亭のキャパが100名、こちらの会場が500名。会場の収容人数が増えても、お客さんがその分増えるというわけではありませんので、今日はちょうとお江戸日本橋亭に来ていたお客さんがこちらの会場に移動したぐらい?」に笑った。
名前の紹介から、府中の刑務所のまくら。
まくらっていうのもお客さんの前でやっているうちに磨かれていくものなのだね…。
そんなまくらから「締め込み」。

この間、源覚寺で見たときよりわかりやすく面白くなってる!
間だったりテンポだったりで噺って全然変わるんだなぁ。
丁寧だけどテンポもよくて楽しい「締め込み」だった。

プチ☆レディー マジック
なんかちょっとアイドルチックでかわいい。
目の前でじーーーっと見ていたけど、新聞紙も鳩も箱に入るやつも全然タネがわからなかった…。