りつこの読書と落語メモ

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女がいる

女がいる (エクス・リブリス)

女がいる (エクス・リブリス)

★★★

ユーモラスに、猥雑に、幻想的に、フェティッシュに、“女”との赤裸々な関係を綴る。“女”との間で繰り広げられる、抜き差しならない「愛」の行方。言語遊戯と仕掛けに満ちためくるめく97章。現代ハンガリーを代表する作家による過激かつ切実な、異色のラブストーリー。

「女がいる。」で始まる全97章。詩のようで短歌のようで含みがあってストーリーがあるようなないようなで正直言って私にはよくわからない。理解できなかった。

女は僕を愛していたり憎んでいたり。でも愛していても憎んでいてもあまり違いはない。肉体が結び付くことはあっても互いに理解しあえない繋がりあえないことは明白で、それは自分が自分を理解できないのと一緒のことのようにも思える。

それぞれ違うようでいてまるで同じような文章を読んでいると、自分もこの中に絡みとられて行くような気がする。
反復の効果を余すところなく利用していて、なんとなく何か掴んだような気もするのだが、あらためて考えてみるとやはりなんかよくわからなかったな、というのが正直なところ。