りつこの読書と落語メモ

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林家きく麿独演会 第十夜「フタを開けてのお楽しみ」

1/15(木)、道楽亭で行われた林家きく麿独演会 第十夜「フタを開けてのお楽しみ」に行ってきた。

・きく麿「首領が行く!」
・きく麿「陳宝軒」
〜仲入り〜
・きく麿「首領が行く2〜水切り石の誓い〜」

「首領が行く!」
一門の話や、三軒茶屋のカルチャースクールでやることになっていた会がポシャってしまった話など…。ピンチやアクシデント含めていろんなことを面白がる精神がないと噺家さんはやっていけないよなぁ…なんてしみじみ。(←ピンチに弱いタイプ)
「私は物を売るのがすごくうまいんです。(木久蔵)ラーメン売ってて身に付いたんですけど、あとひと押しすれば買うっていう人を見分ける能力がついて」には笑った。
それ、俺!ひと押しに弱い。っていうか、面白かったら買っちゃうよーんっていうのがあるのよね、根底に。

この日は続編をネタおろしすると発表されていたので、一席目は「首領が行く!」。
Vシネマを見て感化された小学生のドスのきいた変な関西弁がたまらない。
「……せやな。」
この間がたまらん!と思ってると、担任の先生がすかさず「…ためすぎ!!」と突っ込み。最高。
仕事帰りに喫茶パピヨンに立ち寄って隅っこの席でビールの小瓶を飲むのを楽しみにしている、この先生とは友達になれそうだ(笑)。

「陳宝軒」
一席目が終わってちらりと時計を見てまだちょっと時間があるから久しぶりにこれを、と始まったのが「陳宝軒」!!
私が浅草演芸ホールで初めてきく麿師匠を見てハートを射抜かれたこの噺!聞きたい聞きたいと思っていてまた聞けて嬉しい!
あの時は初めてで驚いてよくわかってなかったんだけど、そうか、最初の与太郎の失敗談は「金明竹」で与太郎が掃除でしくじるところに当たるのか!
九州からの使者(?)が歌を歌いながら入ってくるところとか、使いに来た理由が楽しみにしていた「陳宝軒」の角煮まんじゅうを食べちゃったからっていうのを早口で説明するところとか、いちいちツボなんだよなぁ。
大好きだ。

「首領が行く2〜水切り石の誓い〜」
このサブタイトル…(笑)。なんでこういうことを思いつくかなぁ。
スナックヒヤシンスもそうだけど、ざぶとんの上で体を動かすセンスが抜群だ。
拗ねるヒロミがとても小学生に見えないぐらい色っぽいのと、バルコニーのシーンがいきなり昭和っぽく変わるところが好き。
出来立てほやほやの新作がこれからまた変化していくのか、それも楽しみ。