りつこの読書と落語メモ

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第十三回 銀座山野亭落語会 三遊亭遊雀・春風亭百栄二人会

*[落語]第十三回 銀座山野亭落語会 三遊亭遊雀春風亭百栄二人会

12/28(日)、銀座山野楽器で行われた「第十三回 銀座山野亭落語会 三遊亭遊雀春風亭百栄二人会」に行ってきた。
落語に行きまくった2014年。これが私の落語会納め。
大阪に帰省する日が最初28日と言っていたのが29日に決まった瞬間に「じゃ、山野亭行ける!」とすかさず落語の予定を入れるあたり、抜かりないのう、ふぉっふぉっふぉ。
10時半から整理券をもらえると聞いて10時15分頃に行き、六番という番号をもらったのに、開場時間11:30に5分ほど遅れて行ったらすでに開場してしまっていて、全然整理券の意味がなかったという…抜かってるのう…。しょぼしょぼ。

・仙成「半分垢」
・百栄「芝浜やりたい」「ホームランの約束」
遊雀船徳
〜仲入〜
遊雀「熊の皮」
・百栄「キッス研究会」

仙成さん「半分垢」
太神楽の人でも前座の間は落語もやらないといけないんだね。
普通の前座さん以上にたどたどしい落語にドキドキ。目が合うと動揺するのかワヤワヤになるので、できるだけ目を合わさないように邪魔にならないように、がんばれがんばれと心の中で応援。
ひとつだけ覚えた噺、ということだったけど、面白い噺!(落語が面白かったわけではないのだが、ところどころ面白かった)

百栄師匠「芝浜やりたい」「ホームランの約束」
出囃子が鳴って出てくるかと思ったら出てくる前に出囃子が止まって百栄師匠が「おいやめろよ。ええ?もう、いいよ。そのまま出るよ」と言ってる声がきこえて、仙成さんがたどたどしかったから何かしくじったのか?!とドキドキしていると、ふにゃふにゃしながら百栄師匠が出てきて座布団に座ってお辞儀。
ああ、そうだ、これ「芝浜やりたい」なんだ!!DVD持ってて見てるからわかったけど、知らない人はドキっとしただろうなぁ。
いやもう最高におかしかった。
「芝浜」の真似をしている風の百栄師匠の落語がもうこれでもかというぐらい下手くそで、それにたいしていちいち舞台袖からツッコミが入るのがたまらない。
「え?タイミングが合ってない?…自分でもタイミング合ってないなぁってわかってたよ。でも難しいんだよ。いいんだよ、こんなの適当で」
「え?畳をいつ張り替えたんだ?言ってなかった?いいんだよ。年末には畳張り替えたんだよこの時代は」
「え?音としぐさが合ってない?いいんだよ、わかりゃしないよ客には」

大爆笑の中、続けざまに「ホームランの約束」。なんだこのやりたい放題は。
ひっどいなぁとおもうけど、これが百栄師匠の面白さなんだよな。

遊雀師匠「船徳
なんだあれは、最初の噺は落語への挑戦状ですね、そして二作目のあのブラックさは…と遊雀師匠。あのあとにやるの、やりづれぇ…だってもうそういう世界がここにできちゃってるんだもん。寄席みたいになにも考えずにできないでしょ、これは。
そんなことを言いながら「船徳」。極寒の中あえての「船徳」(笑)。
船頭でもやってみたいと言う若旦那に「でもとはなんですか」と厳しい親方。どうしても船頭になることを許してくれない親方に、若旦那が泣き出すのがたまらなくおかしい。
泣き出す時ってそうなるよねーという芸の細かさに笑った笑った。
汗だくの熱演。

遊雀師匠「熊の皮」
遊雀師匠のおかみさん、こわい〜。でも甚兵衛さんも結構威勢がいいから大丈夫なのか。って私が心配してどうする。
医者の先生が甚兵衛さんのことが大好きで「今日は飛ばすねぇ」と心底楽しそうなのが前半が飛ばし気味だったのでごく軽めに…。この軽さが好き。

百栄師匠「キッス研究1会」
いやぁ、この気持ち悪さといったら(笑)。
気持ちわるいんだけどおかしい。おかしいんだけど気持ち悪い。わはははは。
投げキッス研究会が一番好きかな。