りつこの読書と落語メモ

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第426回花形演芸会

11/29(土)、国立演芸場で行われた第426回花形演芸会に行ってきた。
好きな噺家さんばかり!というのもあるけど、なんといっても私の目当てはストレート松浦さん!もうこの人のジャグリングが好きで好きで…。最近見てないなぁ見たいなぁと思っていたので、ひゃっほい!

・鈴々舎馬るこ「東北の宿」
桂吉坊「親子酒」
・カントリーズ 漫才
・三遊亭萬橘「大工調べ」
〜仲入り〜
桃月庵白酒「松曳き」
・ストレート松浦 ジャグリング
ポカスカジャン ボーイズ

馬るこさん「東北の宿」
馬るこさんは初めて。
タイ、カンボジアに行ってきたというまくら。
タイのマーケットに行ったら入った瞬間になぜか日本人とわかるらしく「おにーさんおにーさんおにーさんのすきなDVDあるよ。DVDあるよ。やすいよ。かってよ。」
ちょっと興味を示すと店の中に引きいれられて「じゃこれもらおうか」。お金を渡しておつりをもらおうとするとそいつがちらっとこちらを見たと思ったらすごい勢いで駆け出した。さてはおつりを渡さずに逃げるつもりか!
追いかけると相手もスピードをあげ、二人でマーケットを10分ぐらい追いかけっこ。結局相手が折れて「こんなしつこいにほんじんはじめて」と言われた。

またカンボジアに行った時は落語会があったんだけど遊びすぎて遅刻しそうになってしまった。タクシーをつかまえて「急いでくれ」と言うと、運転手がはりきって200キロで走りだしたんだけど、カンボジアの高速道路は真ん中が上りと下り両方の追い越し車線になっている。
つまり、追い越し車線を走っていると向かい側から対向車が猛スピードで走ってくる。それをぎりぎりのところでひょいっとかわして走行車線に戻る。追い越し車線を走るたびに「ぎゃーーーーーー!!」思わず悲鳴が出る。
もう命の方が大事だから遅れてもいい!ゆっくり走行車線を走ってくれ!つたない英語で伝えた。
そんなまくらから「東北の宿」。

おお、馬るこさんって新作もやるんだ。最初白鳥師匠の「マキシムド呑兵衛」かと思った。
お客がまったくやってこないさびれた宿の主人がホテルに行って一流のサービスを学んで帰ってきたんだけど、どれもうろ覚え。その結果間違ったサービスをしてしまう、という噺。
馬るこさんのやるおばあさんがもう入った瞬間におかしくて大爆笑。ちょっと苦手な噺家さんかもと思っていたけどそんなことなかったなー。面白かった。

吉坊師匠「親子酒」
上方落語協会で毎年カレンダーを売り出すんだけど、今年は若手イケメンカレンダーってことで吉坊さんもこの中に選ばれている。いやみなさん拍手している場合じゃありません。このカレンダー、若手って言ってるだけのことはあって、中身を見たお客さんの反応はみな一緒です。「あらこれ誰?誰も知らないわ」。
このカレンダー毎年千部作って落語家がノルマ持たされてどうにかこうにか売り切っているんですけど、今年は何を考えたのか三千部作ってしまっている。これはもう大変です。私たちはこれを一丸となって売って歩かないといけません。
そんなまくらから「親子酒」。
上方版は旦那と若旦那が両方とも外で飲んで家に帰ってくる。
酔っぱらって歌いながら帰ってくる、その歌が妙にうまかったり、メリハリがあって笑いどころがたくさんあって楽しい。吉坊師匠は本当に面白い。

萬橘師匠「大工調べ」
奥さんには絶対に勝てないというまくらから「大工調べ」。
ところどころに萬橘師匠独自のギャグが入っていてそれがたまらなくおかしい。
棟梁と話をしている時に与太郎が手で蟹のポーズを作っているのが唐突なんだけど妙におかしくて大爆笑。
棟梁の啖呵が速すぎて半分ぐらい何を言っているのかわからないのがまたおかしくて大笑い。

ストレート松浦さん ジャグリング
待ってましたのストレート松浦さん!
ほんとにすごいと思うんだよね、この人のジャグリング。そしてトークがまた楽しい。
3つのカップを次々投げてかぶせていくの、難しそうだなぁ。一度落として思わず「ぎゃ〜」と悲鳴が出てしまった。すすすすまん!
2本の棒で傘を持ち上げるやつ、また見たかったからうれしい〜。もっとたっぷり見たいなぁ。

ポカスカジャン ボーイズ
色物さんがトリって珍しい!と思ったら、花形演芸会で金賞をとるとトリをやらせてもらえるらしい。
初めて見たんだけど、すごくいい!音楽のセンスと笑いのセンスが抜群で、思わず顔が笑ってしまう。
津軽ボサ、最高だった!