りつこの読書と落語メモ

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百栄の赤いシリーズ 第12回 赤い福神漬け

10/24(金)、らくごカフェで行われた「百栄の赤いシリーズ 第12回 赤い福神漬け」に行ってきた。
開演10分前ぐらいに行ったら席がほぼ埋まっていたのでびっくり。お客さんたくさんだー。

春風亭百栄「ホームランの約束」
春風亭百栄「さんま火事」
・神田松之丞「とめ」
〜仲入り〜
春風亭百栄&神田松之丞 トーク
春風亭百栄「マザコン調べ」

百栄師匠「ホームランの約束」
今日のゲストの松之丞さんとは初対面で、と言う百栄師匠。どういう人なのかもわからないしどういうことをやるかもわからない、と。そういうものなのかー。
私は松之丞さんがゲストっていうのもこの会に行こうと思った理由の一つだったんだけどね。
「ホームランの約束」、あんまりな本音を子どもに言っちゃう野球選手。それを素直に受け止めている風だった子どもの反撃。この子が相当小憎らしいことを言うんだけど、不思議とそれでもかわいらしい。

百栄師匠「さんま火事」
しわい屋の地主を懲らしめてやろうと、長屋の連中が大家さんに相談してさんまを50匹焼く、というバカバカしい噺。
初めて聴いたけど面白い〜。こういうくだらない噺、好きだ。

松之丞さん「とめ」
昔は講談師の数も多かったし地位が高かったけど、今はすっかり地位も下がっちゃいまして。
芸協まつりでうちの師匠が毎年「見世物小屋」っていうのをやらされてるんですけど、これがもうこんなに偉い師匠にこんなことを…という内容で、と笑わせる。
いやほんとにこの人は面白い。いつでも全力投球でいつでも必ず笑わせてくれる。素晴らしいとしか言い様がない。
そしてこれが二回目の「とめ」。ほんとに最高だ、気持ちよく笑った〜。

百栄師匠&松之丞さん トーク
的確に質問を繰り出す松之丞さんがすばらしい。ファンが聞きたいポイントをきちんとおさえて、ぐいぐい聞いていく。思い入れのある噺、どうやって作っているのか、ウケなかった噺はもうやらないのか、このままずっと新作をやっていくのか。
聞かれた百栄師匠が案外率直に話をされていたのも意外で、このトークは面白かったなぁ。

百栄師匠「マザコン調べ」
「大工調べ」って噺がありますけど、あれは酷い噺ですね、と百栄師匠。志ん朝師匠が得意にしていてあの啖呵を聞いて溜飲が下がるという人も多いようですけど、実際「啖呵」ってどうですか?嫌じゃないですか、実生活であれをされたら。
そんなまくらから「マザコン調べ」。
息子が惚れた女のところに押しかけていったお母さんのブラックな語り口がめちゃくちゃ面白い。こういうチクチク、得意だよねぇ…百栄師匠。笑ったわー。