りつこの読書と落語メモ

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KUHNS落語の夜

10/23(木)、浅草橋KUHNSで行われた「KUHNS落語の夜」に行ってきた。
きく麿師匠の落語会が土日の夜が多くてなかなか行けず、きく麿禁断症状が出始めていたところに、浅草橋KUHNSという素敵カフェでぼたんさんときく麿師匠二人が出る落語会があると知り、すぐに予約したのであった。
行ってみると想像以上にオサレなカフェで集まってくるお客さんも普段の落語会で見かける方々はおらずカフェの常連さんとおぼしきオサレピーポー。オサレさんたちがワインをボトルで注文したり食べ物をどんどん注文しグループで話が盛り上がりテンションがどんどん上がっていくのを横目に見ながら、ひとりビールを飲みながら本を読みながら開演を待つ…ドキドキ。
ほんとにここで落語やるの?と心配になっていると、着物姿のきく麿師匠が出てきて「うぉぉ」と思っていると、「あ、りっちゃん!」と声をかけられ、さらに「うぉぉ」。な、なんか、楽しくなってきた。(←やることがなくてビール二杯飲んじゃった)

・ぼたん「辰巳の辻占」&南京玉すだれ
・きく麿「撤去します」

ぼたんさん「辰巳の辻占」&南京玉すだれ
初めて見るぼたんさん。インターネット落語会のナビゲーターをされているのをいつも見ていたので、おおっ本物だ!と。
この雰囲気の中大丈夫か…と心配していたんだけど、よく通る大きな声と優しい口調でお客さんを高座にぐぐっと引きつけた。
「辰巳の辻占」、花魁がいかにも胡散臭くていいわ〜。カラっとしていて気持ちのいい落語。好きなタイプの噺家さんだったなぁ。

きく麿師匠「撤去します」
待ってました!のきく麿師匠。
九州に帰った時のまくらが楽しい。さらにお酒がすすんで散漫な雰囲気のあった客席をぐっと引きつけて笑いの渦に巻き込む。お客さんの集中力がぐっと上がっていくのが空気でわかる。すごい。

なんの噺をするのかなぁと思っていると「撤去します」。これ、大好きなんだー。きく麿師匠はタイトルの付け方がうまいなぁと思う。「撤去します」とか「死にますよ」とか。
私は知っているから「りのさんりのさんごめんなさい」で大爆笑なんだけど、他の人たちは「え?なに?」とシーン。
それが竹井さんがどうしてあんなふうになったかというのを山本さんが語る中でわかった瞬間にみんながどっ!!と笑うのが、たまんねぇ…。

隣に座ってた素敵お姉さんが何度も大爆笑していたり、他のお客さんも終わったあとに「こういう落語もあるんだ?」「面白かったー」と喜んでいるのがまるで自分の手柄のように嬉しくてにこにこと店をあとにしたのだった。