りつこの読書と落語メモ

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第581回三越落語会

9/26(金)、第581回三越落語会に行ってきた。
18時開演はキビシー。そしてこの会は三越友の会のオジオバが多くて独特な雰囲気。飲食可なもんだから会の間中ビニール袋がかさかさかさかさうるさいし、地声で喋るじーさんはいるし、相槌ばーさんはいるしで、あんまり行きたくない会なのだけれど、小三治師匠が出るので頑張って予約して会社を早退して行ったのである。
入ったら前座のわん丈さんがサゲを言ってるところだった。わん丈さん、どんどんうまくなるなぁ…。

・三語楼「くっしゃみ講釈」
・鯉橋「武助馬」
・遊三「火焔太鼓
・彦いち「熱血怪談部」
小三治「馬の田楽」

三語楼師匠「くっしゃみ講釈」
初めて見た三語楼師匠。明るくてわかりやすい落語。くしゃみをする前の変顔が楽しい。

鯉橋師匠「武助馬」
初めて見た鯉橋師匠。あらなんかすごく好きなタイプの噺家さん。なんだろう。大げさじゃなくてきちんとした落語なんだけど、じんわりおかしい。
間違いなく鯉昇師匠の「武助馬」なんだけど、師匠とはまた違った味わいがあって、すごく楽しかった。ああ、また好きな噺家さんができてしまった。困った。(増えすぎて)

遊三師匠「火焔太鼓
楽しい!!
この道具屋のおかみさんの恐妻ぶりが面白い。お殿様がこの汚い太鼓を見たらお前さん松ノ木に縛られるよ。というその描写が異様に細かくて笑える。
また道具屋の甚兵衛さんが怖がりながらもどこか面白がっているのがなんとも楽しい。

彦いち師匠「熱血怪談部」
どうも彦いち師匠の新作は私のツボではないのだ。でもまわりのオジオバには結構うけていた。

小三治師匠「馬の田楽」
まくら短めで「馬の田楽」へ。小三治師匠の「馬の田楽」は本当にもう完成された世界ができていて、何回聴いても幸せな気持ちになる。
種と土が同じ色だからわからなくなっちゃうと言って呼ばれても戻ってこない主人。
あれほど言ったのに馬をからかってしまう子ども。
耳の遠いおばあさん。気が短いと言いながら話が回りくどい釣りに行く予定の男。そして酔っ払い。
これだけの噺なのになんでこんなにいいんだろう。大好きだ。