りつこの読書と落語メモ

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柳家小三治独演会サンパール荒川

9/24(水)、サンパール荒川 で行われた柳家小三治独演会に行ってきた。

柳家福治「安兵衛狐」
柳家小三治「小言念仏」
柳家小三治「転宅」

小三治師匠「小言念仏」
この日はまくらたっぷり。体調はあまりよくないけどご機嫌はいい?
小三治師匠の使っている目覚ましは、自分の声を吹き込むタイプ。もうこれでないと起きられない。電子音ややたらと大きな音でジリジリやられても、それぐらいのことじゃ起きない。
例えば今日だったら自分の声で「今日はサンパール荒川だぞ!」と吹き込んでおく。やたらと大きな声で入れればいいってもんじゃない。それよりも大切なのは切羽詰まった感じ…そして気合。何事も最後は気合です。そういえば「気合だー」っていう人最近みませんね。ま、それはどうでもいいんですが。
そのお気に入りの目覚まし時計が壊れてしまったので池袋のビッグカメラに修理に出しに行った。すると修理受付カウンターがちょうど時計売り場の隣にあって、「直るかどうかわからないしお値段も修理するより買ったほうがお得ですよ」と言う。
こういう録音するタイプありますかというと「こちらにあります」というので、3500円出して買ってきた。
でもボリュームが小さくて全然使えそうにない。どなたかに差し上げましょうか?(えーーほしいーー!)
だめだな、こりゃ、と思っていると電話がかかってきて、修繕に8500円かかると言われた。
…足元見られてるんですかね?

そんな話から、自分は昔から時計が好きで自分で修理もしていたので前座時代は結構人の時計を直した、なんて話へ。
それから先代の正蔵師匠がトイレ(大の方)に腕時計を落として、それを「ここで点数を稼いでやれ」と手を突っ込んで拾ってあげた話や、自分の息子を寄席の楽屋へ連れて行ったら円生師匠がたまたまいて着替えをしていて、それを見た息子が「あのおじちゃん、胸にあぶくがあるよ」と大きな声で言ってしまった、という話。
小三治師匠の若い頃の話を聞くと、結構ちゃっかりしていてやんちゃだったんだな、というのが伝わってきて面白い。

まくらが長いから落語はないかなと思ったら「小言念仏」。
何回聴いても楽しいテッパン。大好き。

小三治師匠「転宅」
2席目はまくらなしだろうなと思ったらまた少し世間話を。
今日は語りたい気分だったのかな。なんて思うとそれもまた嬉しい。ファンとはほんとになんでもありがたがっちゃうものなのである。わはは。

小三治師匠の「転宅」は、とにかく泥棒がかわいらしい。
お菊さんにコロコロ転がされて、にへ〜っと笑うのがなんとも可愛らしくてかわいそうで笑ってしまう。
だまされた泥棒の肩をポンポンと叩いてやりたくなる。
落語って楽しいなぁ。