りつこの読書と落語メモ

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桃月庵白酒独演会 白酒むふふふふふふふふふふ Vol.9

9/19(金)、中野ZEROホールで行われた「桃月庵白酒独演会 白酒むふふふふふふふふふふ Vol.9」に行ってきた。
好きな噺家さんがどんどん増える今日この頃。大きな会はチケット予約が3ヶ月くらい前になるので、その後もっと行きたい会が出てきたりしてジレンマ。
この会もあとから行きたい会が出てきてちょっと憎く思ったりもしたのだが、やはり行ってみたらとても楽しかった。

・三遊亭粋歌「おじいせん」
桃月庵白酒「付き馬」
〜仲入〜
・ぺーソス 平成歌謡
桃月庵白酒甲府い」

粋歌さん「おじいせん」
前日に末廣亭で見た噺はピンとこなかったんだけど、この「おじいせん」は思い切りツボだった。
ダメンズウォーカーの女がダメ男と別れて、会社の後輩に誘われて合コンに。
このダメ男が女の家に転がり込んできたくせに浮気はするわ、浮気を指摘されると「でも6,4でお前のほうが好き」ってとんでもないこと言い出すわ、別れ話の最中にやたらと貯金額を聞いてくるわ、ねずみ講のシャンプー売りつけようとするわの最低ぶり。

そして新たな出会いを求めて合コンに行くと決めたはいいけど、一緒に行く女の子たちと比べると自分の方が年上で浮いてしまうのでは…と心配してると、「大丈夫ですぅ。今日来る男の人達、そんなこと気にしませんからぁ〜」。
「その人たちって学生?」
「違います〜。無職ですけど」
「え?ってことはフリーター?」
「フリーターっていうかー」
「え?ニート?」
ニートっていうかー。あーでも働いてないけど収入はあるんですよー。」
「ってことは資産家?」
「いえー年金もらってるんでー」

おじいせんの女子たちがおじいさんがどんなにいいかを語るのがどうにもツボで大笑い。
こういう新作もありなのか。いやちょっと気になる存在になった。粋歌さん。

白酒師匠「付き馬」
一門会でトークコーナーがあったという話。
普段はそんなことはしないんだけど主催者側からの要請で、最初弟子3人でトークをしたあとに雲助師匠を詠んで4人で話すという趣向。そういうのが苦手な龍玉師匠は目が泳いで明らかに挙動不審。
雲助師匠のことだから出てきてもかる〜い話で笑って終わるんだろうと思っていたら、「ちょっとまじめな話をしてもいいか」。
まったく予想していなかったので3人とも凍りつき、会場もしーん。うちの一門もさん喬一門みたいになっちゃうのか?!と思っていたら、「3人が真打になったのに相変わらず忘年会はおれが出すっていうのはどうなんだ。たまには3人でご馳走してくれ」。
お客さんも大爆笑で、全部雲助師匠に持って行かれた、と。

そんなまくらから「付き馬」。
龍玉師匠のは客がいかにも胡散臭いんだけど、白酒師匠のは胡散臭いというよりは調子が良くて陽気に明るい。

ぺーソス 平成歌謡
久しぶりのペーソス。末井さんをこの目で確かめたいと思っていたんだけど、この日は欠席。残念。
それでも相変わらずの哀愁と笑いのオンパレードで大爆笑。満足。

白酒師匠「甲府い」
白酒師匠が「甲府い」をやるんだ!!とびっくり。
しかもほとんどかたち通り。だけどちゃんと要所要所で笑えるのがさすがのクオリティ。
人が良くて優しいけどちょっとズレた豆腐屋の親方が最高だ。