りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

春風亭一左勉強会

9/4(木)、新橋のRed Pepperで行われた春風亭一左勉強会に行ってきた。
先週、町屋の二人会を見てハートを射抜かれた一左さん。何か会はないかなぁと探したら新橋で勉強会があったので早速行ってみた。

Google Mapのナビを頼りに行ってみたのだが、「到着しました」といわれたけれどまるで店が見当たらない。
ひぃー、遅刻しちゃうー、と近くに立ってた女の子に聞いてみたけど分からず。
でもお店のサイトに出ていた「たぬき」という居酒屋は見つかり、よよよかったと思ったものの、そこの5Fとあるのにそのビルに5Fはない。
え?ってことは隣のビル?とエレベータで5Fにあがってみると、あきらか人の家。
たぬきだけどちがうたぬきなノー?えーーーん。
お店に電話すると「俺のイタリアン」っていう人気店の隣だと言うのだが、確かにここにはない。
わーんもうどうしようーと呼び込みのおにいさんに地図を見せると「あれーこれだと全然ちがうねー。
ニュー新橋ビルにそって歩いて行って右に曲がるってあるよ」と。
ありがとうーーと言って走り出し、ニュー新橋ビルを曲がったところでまた呼び込みのおにいさんに「俺のイタリアン」の場所を聞き、走る走る。
結局10分遅れでお店に到着。ぜいぜい…。

・一左「黄金の大黒」
・一左「死神」
〜仲入〜
・一左「お見立て」

「黄金の大黒」
噺をしている途中で店に入ってしまって申し訳なかった…。すすみません。
「黄金の大黒」は大好きな噺。一左さんはこの噺を人前でするのは今回が初めてということで「たどたどしくてすみません」と謝ってたけど、楽しい噺だし、もっと人前でどんどんやってほしいなー。

「死神」
なんとなくこの噺は若い人がやるのは難しいような気がする。
って、小三治師匠の「死神」を見てるせいかな…。
死神が「おまえさんとおれとは因縁があって」というけど、その「因縁」の内容を一左さんの噺を聞いて初めて知った。
そうだったのか…。

「お見立て」
杢兵衛がなんだかたまらなくおかしい。一左さんの話し方と杢兵衛さんの妙ちくりんななまりが合ってるんだなー。楽しい!
杢兵衛を嫌がって出ようとしない花魁に、両者の間を行ったり来たりの若い衆。
これは結構一左さんがよくやる噺なのかな。しっくりきていた。

会のあとはミニ打ち上げにも参加させていただき、とても楽しかった。
また行こう!と思ったら、次回はほどほど長屋落語、再来月は小三治師匠の予定が…。あうー。
でもなにか妙に惹きつけられる一左さん。こまめにチェックして見に行きたい。