りつこの読書と落語メモ

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第8回 はぎの寄席小袁治独演会

8/5(火)、「第8回 はぎの寄席小袁治独演会」に行ってきた。
小袁治師匠が地元でやっているこの会。多分地元の常連さんが集まる会なんだろうなと思いつつ、寄席以外で小袁治師匠を見てみたいと勇気を出して行ってみたのだ。
行ってみると会場は小さなスナック。高座がこしらえてあって、見やすいようにソファーが配置されている。
こんな近くで小袁治師匠を見るのは初めてでドキドキ。

・小袁治「紙入れ」
・小袁治「千両みかん」

「紙入れ」
兄弟子である小三治師匠が人間国宝になった話。
なんでも半年ほど前に連絡があったらしいのだが、家族にも誰にも言わないでくれと釘を刺されたらしい。口外すると取り消しになると脅され、奥さんにも半年間言わずに耐えていたらしい。
言うなと言われると言いたくなってそれが苦しかった、と小三治師匠。もともと無口そうな小三治師匠でも言うなと言われると話したくなるんだなぁと笑ってしまった。
小袁治師匠が「兄さん、あたしには話してくれればよかったのに」と言うと「バカ。お前がいちばん危ない」には笑った。

小袁治師匠の「紙入れ」、初めて聞いたけどなんともいえずかわいい。
旦那にバレたら大変だと逃げよう逃げようとする男と、大丈夫なにもびくびくすることはないわよと余裕のおかみさん。逃げ腰の男を半ば脅すようにして引き止めるおかみさんが余裕綽々で楽しい。
そしてなにも知らない旦那が大らかで鷹揚なのがまたおかしいやら気の毒なやら。

「千両みかん」
人がよくておっちょこちょいの番頭さんが小袁治師匠にぴったり。
千両で買ってきたみかんを若旦那が一口食べるごとにきゃーきゃー言う番頭がおかしい。

このあと、おそば屋さんでやる打ち上げにも参加して地元の常連さんたちに歓迎していただき、小袁治師匠とも少しだけ話せて、楽しかった…。じーん。