りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

コイコイ第六回

6/18(水)、神楽坂のArt salon香音里で行われたコイコイ第六回に行ってきた。
ネットにもかわら版にも情報が出ていなかったこの会。鯉八さんのつぶやきで2日前に知り、「ほんとにやってるの?」と心配しながら行ってきた。
行ってみると鯉八さん自ら受付にいらっしゃって「(この会のこと)どこで知りました?」と不思議そうに言われてしまった。
「鯉八さんのつぶやきで知りました」
「え?二日前?」
「はい…」

お願いですからもっと宣伝してください!
と思ったらアフタートークで「どなたかこの会の告知やってもらえませんか」と。
うほー!そんなのお安い御用だよ!と思ったけど、新参者の私がしゃしゃり出たりしたらあまたいる鯉八ギャルズに申し訳ない…と思って手を挙げられず…。あとから見たら、告知ブログも出来ていたので、よかった!

瀧川鯉○「かぼちゃ屋
瀧川鯉八「都のジロー」
〜仲入り〜
瀧川鯉八「魔術」
瀧川鯉○「鮑のし」
鯉○&鯉八 アフタートーク

鯉○さん「かぼちゃ屋
鯉○さんは大好きな前座さんなんだけど、開口一番でなくこういう会で見るのは初めて。 なんか近くてどきどきするぞ。
前回のこの会でアパートの一階の人が火事を起こして引っ越さないといけないということをお話したかと思うんですが、引越し終わりました、と。ところがその引越し先のアパートの隣に居酒屋があって朝7時まで営業している。しかもその店の売りが1時間カラオケ歌いたい放題。
毎日朝5時までカラオケの音が響いてきて、ようやくカラオケがおさまったとおもうと今度は隣の部屋で念仏が始まる…。次回の会までここに住んでいるかわかりません、と。

鯉○さんの「かぼちゃ屋」は前にも聞いたことがあるけど、合ってるわ〜。
こんな与太郎がかぼちゃを売りに来たらついつい大きいのと小さいのを1つずつ買ってしまいそうだ。

鯉八さん「都のジロー」
闇コソのまくらだったのでもしや…と思っていると、やはり「都のジロー」。
いやもう面白い。都に行きたいけど行けない自分の不甲斐なさ。行ったジローへのあこがれと嫉妬。どうにか面目を保ちたい気持ちと、成功したジローを見たくないという気持ち。
屈折した感情をこんなふうに笑いにできるとはすばらしい。
「重要な情報をちょいちょい小出しにしてくるのやめろ」には笑った。

鯉八さん「魔術」
噺に入った時に「え?魔術?」と一瞬ポカンとなると、「ちょっと噺一旦止めます」と。 積極的に噺の中に入ってこないとわからないですから、お客さんにかかってますから、と諭されて(笑)、よし来い!と仕切り直し。繊細、かつ、強引なところが鯉八さんの魅力なのかも。
俺の魔術でお前の願いを叶えてやるという魔術師と、「いえ、べつにいいです」と断る男。
お前、信じてないんだろう?と言うと「いえ、信じます」。「じゃ魔術をかけてやる」「いえ、別にいいです」
読めない会話だけで進んでいく楽しさよ。好きだ。

鯉○さん「鮑のし」
まだ覚えたて?いっぱいいっぱいの「鮑のし」だった(笑)。がんばれ。

アフタートークでは、次回からは5席やろう、と鯉八さん。
そして次回は「暴れ牛奇譚」の続編をやりますと!
応援ブログもできたようなので、こまめに情報をチェックしてまた行きたい。