りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

三遊亭兼好独演会 人形町噺し問屋その48

5/20(火)、日本橋社会教育会館で行われた「三遊亭兼好独演会 人形町噺し問屋その48」に行ってきた。
・兼好 あいさつ
・わん丈「やかん」
・兼好「悋気の独楽
〜仲入り〜
マギー隆司 マジック
・兼好「小言幸兵衛」

兼好師匠のあいさつが毎回とても楽しみなこの会。
この日は落語会のために前乗りで行った時の話。新幹線の自由席で二人席の窓際に座り、隣に座った女性がテーブルを広げてそこにきのこの山たけのこの里を開けてジュースを置いた状態で居眠りしてしまった、というそれだけの話なのにまあ面白い面白い。
大爆笑でその後に出てくるわん丈さんはさぞやりにくかったことだろう。

兼好師匠「悋気の独楽
兼好師匠のノリとこの噺はとても合っていると思うのだが、合ってるだけにあまり印象に残ってないんだなぁ。
なんかパーパー笑ってるうちに終わってしまった感じ。それでいいといえばそれでいいんだけど。

兼好師匠「小言幸兵衛」
幸兵衛さんの嫌味を極力減らそうとする工夫が随所に。
小言を言うのが楽しみで仕方なく、だから小言を言われないような出来た人より突っ込みどころのある人の方が好き、というのを前面に。
確かにそう考えると、幸兵衛さんの奥さんが突っ込みどころ満載な人物というところも納得ができる。

芝居調子になった時の調子のよさが見ていて気持ちよかった。