りつこの読書と落語メモ

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養鶏場の殺人/火口箱

★★★

1920年冬、エルシーは教会で純朴な青年に声をかけた。恋人となった彼が4年後に彼女を切り刻むなどと、だれに予想できただろう―。英国で実際に起きた殺人事件をもとにした「養鶏場の殺人」と、強盗殺害事件を通して、小さなコミュニティーにおける偏見がいかにして悲惨な出来事を招いたかを描く「火口箱」を収録。現代英国ミステリの女王が実力を遺憾なく発揮した傑作中編集。

やはりウォルターズはがっつり長編が良いかなぁ私は。
「養鶏場の殺人」はハイスミスのよう?でも何となくこの二人に同情してしまう読後感はウォルターズらしい。

「火口箱」の方は読んでいてなんともいえずいやな気持ちになってくる。偏見モノは苦手だなぁ。
異質なものを排除しようとしたり、いわゆる島国根性というのが日本だけのものではないというのを見せつけられる。