りつこの読書と落語メモ

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浅草演芸ホール5月上席 薫風GW特別興行

5/9(金)、浅草演芸ホール5月上席 薫風GW特別興行に行ってきた。5/1にも行っているのでこれで2回目。

・小里ん「千早ふる」
〜仲入〜
・三之助「堀の内」
・二楽 紙切り
・市馬「雑俳」
・志ん輔「強情灸」
・世津子 マジック
・雲助「新版三十石」
ロケット団 漫才
小三治「一眼国」

小里ん師匠「千早ふる」
権太楼師匠の代演で小里ん師匠。小里ん師匠も大好きなので嬉しい。
わからないことを聞かれた「先生」がそれほど慌てるでもなく、聞きに来た八も「畜生のあさましさ」と言われても怒るでもないのが、なんともいえずいい。二人の仲の良さが伝わってきて、その会話だけで楽しい。いいなぁ、小里ん師匠。

三之助師匠「堀の内」
白酒師匠の代演。慌てものの熊さんがテンポよく次々間違っていくのが楽しい。

市馬師匠「雑俳」
初めて聞いた市馬師匠の「雑俳」。
こういう噺が好きなんだなぁ。ご隠居と八さんの雑俳のやりとり。ただそれだけなのになんとも楽しい。市馬師匠のにこにこした顔を見ているだけで幸せな気持ちに。

志ん輔師匠「強情灸」
本当に灸を据えられたように顔が真っ赤っかになってきて大爆笑。

雲助師匠「新版三十石」
お囃子が流れてきたとき「うわっ!雲助師匠だ!」と嬉しくてガッツポーズ。浅草演芸ホールのサイトを見て代演は分かっていたのだが名前が入ってなかったのだ。嬉しすぎるサプライズ。
「新版三十石」初めて見たけどもう腹の皮がよじれるかと思った。「お初徳兵衛」のようにイイ男を堂々とやったかと思えば、訛りのひどい浪花節をここまでバカバカしくやれるとは!
本当に雲助師匠は振り幅が大きい。最高だ。

小三治師匠「一眼国」
これで4回目かな。小三治師匠の「一眼国」。
好きなタイプの噺ではないのだけれど、でも毎回聞くたびに人の善意と悪意が香ってくるようでなんともいえない気持ちになる。
冷たいお茶漬けを食べながらちょっと意地悪をしてやろうと思ったのか、あるいは本当に真面目に思い出して話してくれたのか。
見世物小屋の主人が一つ目の国で見世物になるというのは因果応報ってことなのか。
あれこれ考えてしまうけど、それも野暮のような気がしてくる。
小三治師匠らしい噺だとおもう。そういえば小三治師匠以外で聞いたことあったっけ。