りつこの読書と落語メモ

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新宿亭砥寄席 柳家喜多八・桃月庵白酒二人会

3/7(金)、新宿亭砥寄席 柳家喜多八桃月庵白酒二人会に行ってきた。

柳家緑太「狸の札」
桃月庵白酒「喧嘩長屋」
柳家喜多八「片棒」
〜仲入り〜
柳家喜多八「長命」
桃月庵白酒「今戸の狐」

緑太さん「狸の札」
緑太さんを見るのはこれで3回目。上手だよなぁ〜。癖がなくてちゃんとしてて好きなんだけど、あまり笑いが起きないのはなぜなんだろう。やっぱり「間」なのかな。とぼけた味とか何かが出れば爆発的に面白くなる気がする。

白酒師匠「喧嘩長屋」
なんか久しぶりに見る白酒師匠。出てきただけで嬉しくなっちゃう。
満員のお客さんは主催者側にはうれしいけれど、お客さんにしてみればそうでもないですね、と。肘掛をめぐっての闘いとか、この人がやるとなんでこんなに面白いんだろう。
プーチンのことを「KGBをやめて何年もたつのに、いまだに平気で人を殺す顔をしている」には笑った。

「けんか長屋」は以前毘沙門寄席で見たことがあったんだけど、もう最高に面白い。
最初から妙に機嫌が悪くて突っかかってくる女房もリアルだし、女房の機嫌を伺いながらなんだかんだと余計なことを喋ったりやったりしては自滅していく旦那もおかしい。
くしゃみをして「へっくしょい、しょぃ〜!!しょいっ!」と気持ちよさそうな旦那に食ってかかり、ついに旦那も怒り出す。
ついに旦那の手が出るのだが、女房も負けちゃいない。この女房の強いこと。
まんまるの白酒師匠が体を使ってつかみ合いの喧嘩をやるのがめちゃくちゃ楽しい。
どんな白けたお客さんでもこれをやられたら絶対笑うと思うわー。鉄板だわ、すばらしい。

喜多八師匠「片棒」
なんか痩せたよなぁ…喜多八師匠。心配だなぁ…。気合じゃなくちゃんと薬飲んでください…。いや気合も大事だとは思うけど。
「片棒」は大好きな噺。前に「らくだ亭」でさん喬師匠のを見たけどめちゃくちゃ面白かったんだ。
表情としぐさで笑わせるのが得意な喜多八師匠にはぴったりな噺だ。
次男の祭りバージョンの弔いがおかしかったー。さん喬師匠の首カクカクおとうさん人形も最高だったけど、そろばんをはじく辛気臭いおとうさん人形もよかった。

喜多八師匠「長命」
トリは白酒師匠に任せたから自分はやりたいようにやるよ〜と言って、「長命丸」の小噺。下ネタ好きだよね、喜多八師匠。わはは。
やらないほうが良かったかなといいながら「長命」。これは以前一之輔師匠との二人会で見たことがあったんだけど、声を出さずにしぐさで伝えるご隠居さんがおかしい。

白酒師匠「今戸の狐」
初めて聞いた噺だったけど面白かった〜。
売れない二つ目が師匠に内緒で今戸焼きの狐に彩色をする内職を始める。その「狐」と、賭博の「狐」を勘違いした近所の厄介者が乗り込んできて…という噺。
噺家のお財布事情や落研のまくらなんかもあってお得感いっぱい。楽しかった。