りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

らくご街道 雲助五拾三次之内 〜名人長二 初日〜

11/18(月)、日本橋公会堂で行われた「らくご街道 雲助五拾三次之内 〜名人長二 初日〜 」に行ってきた。
間違いなく楽しいこの会。今回で行くのは6回目。

・雲助「仏壇叩き」
〜仲入〜
・雲助「湯河原宿」
・雲助「谷中天龍院」

「名人長二」という長い噺を、雲助師匠が3回に分けて全部やるということで、今回が初回。
全部を通しでやった人はあまりいないのだという。
志ん生師匠が以前通しでやったことがあるけれど、志ん生師匠はかなり自由に切りこんでしまっている。
また、彦六師匠もやっているが、あの人は自分で好きなように噺を結構変えてしまうので、原作に忠実とはいえない。
そういう意味では私が初めて通しできちんとやる、といってもいい。というか、そうでも思わないとやっていられない…。という雲助師匠がおかしい。

初回は、長二の人物をていねいに描いていく。
不器用でひたむきで頑固。
そして、湯河原に療治に行ったとき、そこで出会ったおばあさんから自分の出生の秘密を教えられる。
これがいったいどういう話に展開していくのか。「これから面白くなるところでございます。続きは次回」って、うわーーーん。次回は仕事のリリースがあって行けないんだよう。しくしく…。