りつこの読書と落語メモ

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文京シビック寄席 春風亭一之輔独演会 feat.SUNDAY FLICKERS

9/13(金)、文京シビック小ホールで行われた「文京シビック寄席 春風亭一之輔独演会 feat.SUNDAY FLICKERS」に行ってきた。
一之輔師匠がやっているラジオ番組の公開収録も兼ねるということで、それもまた楽しみ。

・一之輔「鈴ヶ森」
・SUNDAY FLICKERS 収録
〜仲入り〜
・一蔵「猫と金魚」
・一之輔「青菜」

前説は一蔵さん。
私は仕事でぎりぎり飛び込んだのでどうにか前説に間に合ってぜいぜい…。開場と同時に入れていたらアンケートにもこたえられたのに。ちっ。
SUNDAY FLICKERSはpodcastで聴いているんだけど、やはり東京では聴けない番組らしい。東京で収録してるのに東京で聴けないってなんでだよー。ぶー。

登場した一之輔師匠。
実は1年前までこのあたりに住んでいまして、と。
ほんとにこの会場の近くで、ここまでだったら歩いて何分どころか匍匐前進でも来られるぐらい。
だからとても懐かしいし、ホームに戻ってきた気分。
文京シビック寄席ってことでこの会は第一回目。二回目も開催できるように頑張らないといけません。あ、頑張るのは私じゃなくてみなさんですよ。みなさんがいかに協力的に笑ってくれるか、それにかかってます。

というわけで間違いなく笑える「鈴ヶ森」。
これで一之輔師匠の「鈴ヶ森」は三回目かな。またこれに当たっちゃったかーとも思ったけど、それでもやっぱり笑ってしまう。
追いはぎの口上を口移しで教えてやると親分に言われて、口をとんがらせて目をつぶってみたり。
真っ暗で怖いから手をつないでくれと言って指をからめてみたり。
わかっているけど大爆笑。テッパンだなー。

公開収録では、あらかじめ書いたアンケートを師匠とパーソナリティの番井奈歩さんが交互に読んで書いた人にインタビュー。
面白かったのは一之輔師匠が8歳の子が書いたアンケートを「これいいね!」と言って読み上げて、これを書いたひとーーって手を挙げさせて一蔵さんが声を拾いにマイクを持って客席に行ってみたら、一之輔師匠が「あれ?あっちゃんじゃない!!なーーーんだ!!あっちゃん!!」。 なんと一之輔師匠の次男坊の保育園友だち。
いきなり読み上げられて注目されて顔を隠してしまった彼に、「うん、今日はもういいよ。ごめんね!」とあっさり引いた一之輔師匠。さすが3人子どもがいるだけのことはあって、こどものことをちゃんとわかってるなぁ。素敵。

ところで仲入りの時に、後ろに座った人が大きな声で話していて。
どうやら女の人の方が知り合いの男性を誘ったようなのだが、この男が知ったかぶりで…。
「んーまあまあだね。落語ってさ。面白い話だけじゃないんだよね、じつは。泣かせる話っていうのもあって。そういうのを寄席に行くとトリっていって一番最後の人がやるんだけど、名人だともう落語ってことも忘れて聞いてて涙が出たりするんだけど。まだそこまではいってないね。あと面白い落語家と言えば花緑…」

人情噺の方が滑稽話より偉いのかよっ(けっ)。そんでもって…かろくかよっ(ぼそっ)。
一人で来ている人はたいてい周りの人の話に耳を傾けているのだから、会話には注意しようぜ、おっさん…。

仲入り後は一蔵さん。
明るくて元気な人だなぁ〜。お正月に贔屓にしてくれているおばさまが赤飯を差し入れてくれて…って話、聞いたことがある!と思ったら、一度見たことがあった。その時よりずっと面白くなっていた!
噺は「猫と金魚」。
分かりやすくて元気がよくて好印象。

一之輔師匠の「青菜」。
この夏、小三治師匠の「青菜」が聴けなかったのは残念だったなぁ。そのかわり風流のかけらもない一之輔師匠の「青菜」は2回聞けた(笑)。
たがめが押入れから飛び出してくるところが最高!

終わって幕が下りて電気がついた瞬間うしろの男が「いまいちだったな」。
きぃーーー。おまえ最低ーーー。どんだけ無粋なんだ。
「小朝を聞いてほしい。全然すごいから。」
…こあさかよっ(けっ)!
なんかせっかくの会を台無しにされたようで腹が立ったけど、こうやって書いてみるとこれはこれで落語みたいでちょっと面白い。