りつこの読書と落語メモ

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アンネ・フランクについて語るときに僕たちの語ること

アンネ・フランクについて語るときに僕たちの語ること (新潮クレスト・ブックス)

アンネ・フランクについて語るときに僕たちの語ること (新潮クレスト・ブックス)

★★

もしもまたホロコーストが起こったら、誰があなたを匿ってくれるでしょう?—無邪気なゲームがあらわにする、取り返しのつかない夫婦の亀裂(「アンネ・フランクについて語るときに僕たちの語ること」)。ユダヤ人のヨルダン川西岸への入植の歴史を、子を奪いあう二人の母を軸にして、寓意あふれる短篇に仕立てあげた「姉妹の丘」。物語にはつねに背景がある、人生にはつねに背景がある—年若い息子に父が語る、悲劇を生きのびた男の非情な選択(「若い寡婦たちには果物をただで」)。コミカルな語り口にしのばせた倫理をめぐる深い問いかけ。ユダヤ人を描くことで人の普遍を描きだす、啓示のような八つの短篇小説。

うーん。これはちょっと感想が書けない…と言いながら書いているのは、読んだことを忘れてしまうだろうと思うからなのだ。

モヤモヤとハッキリしない…読んでいて始終イライラする短編集だった。 深遠な話をされているんだけど、ひそひそ声で聞き取れないような…。ある時点までは一生懸命耳をそばだてているんだけど、「あーももええわ!ほんとは聞かせる気も理解してもらおうという気もないんでしょ!」と言いたくなるような…。

翻訳が合わなかったような気がしているのだが、単に読解力が足りてないだけかもしれない。