りつこの読書と落語メモ

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「読んでいいとも!ガイブンの輪」豊崎由美×高山宏

先週の日曜日、リブロで行われた「読んでいいとも!ガイブンの輪」豊崎由美×高山宏に行ってきたのだ。
豊崎社長がゲストを招いて海外文学について語り合うという海外小説好きにはたまらないイベント。
高山宏は私にはハードル高すぎ?!とも思ったけどそれはそれ。そいうときは見たい気持ちの方を優先させちゃうのである。
サインをいただこうとあらかじめ高山先生の本を買っておく強欲な私。
こんな機会は滅多にないんだからしっかり聞いてしっかりサインをもらうのだー。

この日豊崎社長は何と30分の遅刻!
社長ともあろう人が高山先生をお待たせするとは?!社長らしくもない!と思ったら、どうやら開始時刻を間違えていたらしい。
急遽社長が来るまでの間は風間賢二さんとのトークになり、それはそれで嬉しかったのだが、高山先生が「呼んでおいて酷いよね」と言いながらも、ぼそっと「それであまり緊張しないといいけどな」と呟いたのが印象的だった。
いかにも頭のキレる人らしく話は難解だしトークもドSだけど、真はとても優しい方なんだなあと思った。
で、一生懸命メモをとりながら聞いてはいたのだが、なにせ下地がないし頭もやもやなのでもやっと理解なのだが、以下メモ。

卒論はメルヴィルの白鯨。白鯨も幻想文学
高山先生の年初の目標は「不義理」。(もう義理に生きるのは辞めてやるぜってこと?)
高山先生の入門としては『超人高山宏のつくりかた』『近代文学史入門』、「高山宏の読んで生き、書いて死ぬ」( 紀伊國屋書店「書評空間」内にある書評ブログ)

「2666」
読むのに10日かかった。
何でもありの世界、そこが面白い。
「野生の探偵たち」の方が面白かった。
アルチンボルトである意味が明かされることを期待しながら読んだので、そこが期待はずれだった。
古典的な手法。

カリブ海偽事典」
めちゃ面白かった。
身振り手振りでの伝達。
そもそも小説とはなにか。
factとfiction
expression

「ポータブル文学小史」
「レーニン・ダダ」博士論文のパロディ。
「夜毎に石の橋の下で」ロマン派とはという今までの認識を変える作品。庶民の目から見たルドルフ二世の評価。メルヘンの順列組み合わせ。
「美術愛好家の陳列室」
「ミスターミー」

はう。いろいろ話はあったのだが、断片的にしかメモできず。とほほだったのだが、高山先生が面白いと挙げている本が私の大好きな本だったのが不思議だった。
かなり難解だったので私の隣の人は途中から気持ち良さそうに寝ていらっしゃったが、それでも満足げであった。
こちらのレベルが低くてとても申し訳なかったが、でも刺激的な時間だった。