りつこの読書と落語メモ

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少女病

少女病

少女病

★★★

この家には男はいない。ぶっ飛んでいる少女小説家の母・織子と、父親の違う三人の娘たち。「このまま一生処女で終えるのだろうか」と長女・都。「結婚を逃げ道にしている」と次女・司。「欲しいばかりで、与えるより与えられたい」と三女・紫。四人の女たちが、自分の中の「少女」と大人になることへの折り合いをつけたりつけられなかったりする、吉川トリコの現代版「若草物語」。

タイトルと表紙が気になった一冊。
いやしかし感想は読んですぐに書かないとダメだね…。
これ、読み終わったときは結構面白かった!と思ったんだけど、すでに記憶があいまい…もやもや…。

明らかに大人になりきっていない「少女」のままの母・織子と、その3人の娘たち。
しっかり者の長女、おちゃらけた次女、美少女の三女。家族の中でそれぞれの役割を演じながらも、葛藤や不安を抱えながらどうにか前に進もうともがいている…。

この中で一番「少女」なのが母・織子で、その身勝手さにはイライラするのだが、この4人の中で一番自分に近いのは織子かもしれないと思ってぞっとしたり…。

どんなに頑なに見ないようにしていても、いつまでも少女のままではいられない。
大人はちゃんと大人にならなきゃね。(と、自分に言い聞かせ)