オリーヴも含めて
- 作者: アンドレア・ヴィターリ,,久保 耕司
- 出版社/メーカー: シーライトパブリッシング
- 発売日: 2011/08/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ユーモアとミステリーに溢れた、読み出すと止まらないジェットコースターノベル登場!!
読書メーターで感想を読んで「読みたい本」に入れていた小説。
いやもう読者メーターのおかげで「読みたい本」がさらに増える増える。あっという間に100冊以上たまっちゃった。
なんだかんだ言っても本ってそんなにさくさく読めるようなもんじゃないから、たまる一方でちょっと焦る。でも焦って読んでもしょうがないしなぁ。
読みたい本があるってことは幸せなことと思って、じっくり読んでいこう。
で、これ。
読み始めてしばらくは「な、なんじゃこりゃ?」。
少なくともamazonくんの言うような「ジェットコースターノベル」ではアリマセン。
ページをめくる手が止まらないようなスリルとサスペンスはないのよ。
むしろ独特のノリに「???」でいっぱいになる感じ。
途中まで物語がどういう方向に転がっていくのかが全く見当がつかなくて、どう面白がっていいのかがわからなかったのだけれど、次々出てくる登場人物と次々起こる奇怪な事件と解決する前に落とし前がついちゃうふにゃふにゃ加減が、いつしか快感になってきた。
この意味深なタイトルも…。下ネタかよ!わはははは。
読者を選ぶなかなかの怪作であったよ。