りつこの読書と落語メモ

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ノリーのおわらない物語

ノリーのおわらない物語

ノリーのおわらない物語

★★★

イギリスに引っ越した可愛らしい夢想家、九歳のアメリカ人少女ノリーが、小学校ではイジメ屋をやっつけ、家では長い長いお話を作る。作家が自分の娘をモデルに描いた愉快な「少女小説」。

ぐるぐるぐるぐると終わらない物語を作り続けるノリーがとても健気でかわいい。 想像力が豊かだから、相手の気持ちにも気付くことができるし、人一倍「こわいこと」も多いんだよね。
それだけにまわりのオトナがちゃんとそれに気付いてあげられるか?っていうのが重要なんだけど、この中ではノリーの両親はきちんと子どもの声に耳を傾けてきちんとした態度で接してあげているので、その部分での安心感がとても大きい。

ただ最初から最後まで「こども目線」で書かれているからこそ、苦い部分が少なかったっていうところに、私には少し物足りなさも残ったかな。