父を葬る
- 作者: 高山文彦
- 出版社/メーカー: 幻戯書房
- 発売日: 2009/07
- メディア: 単行本
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看取り、看取られるすべての人に贈る、高千穂の土俗を舞台に描く血と救済の物語。渾身の書き下ろし長編小説。
親を看取るというのはこういうことなのか…。
その時々の細やかな心情の描写が非常にリアルで、読んでいて辛かった。それでもそのときは必ずやってくるわけで、そのときがきたら向き合っていくしかないわけで。
誰もが通る道なんだろうけど、辛いなぁ…。
きっとどんなおくりかたをしても後悔は残るんだろうなぁ。
素晴らしい小説だとは思ったけど、仕事で気持ちがブルーになっているときに読むような本ではなかった…。