りつこの読書と落語メモ

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僕はいかにして指揮者になったのか

僕はいかにして指揮者になったのか (新潮文庫)

僕はいかにして指揮者になったのか (新潮文庫)

★★★★

「大人になったらベルリン・フィルの指揮者になる」―小学校の卒業文集に書いた夢を、佐渡裕はついに現実のものとする。指揮者としての正式な教育を受けていない自称「音楽界の雑草」が、なぜ巨匠バーンスタインに可愛がられることになったのか。「ライフ・キャン・ビー・ビューティフルや!」という師の言葉を胸に、世界中の名門オーケストラで指揮棒を振る男の人生讃歌。

めったに小説以外の本を読まないんだけど、この記事を読んで「面白そう!」と思ったので、読んでみた。

指揮者としての教育を受けていない「雑草佐渡さんが、持ち前の明るさとたくましさとひたむきさを武器に、国際的指揮者になっていく。
とにかくオープンで大胆で魅力的な人柄が、読んでいてすごく気持ちいい。

これぐらいの強さと明るさがあったら、厳しい音楽の世界でもやっていけるんだなぁ。
いや、どんな世界だって、明るさと強さと運と縁をモノにすれば一流になれるのだ、きっと。
がむしゃらに頑張っていれば、必ず味方はできるのだ。

明日からもう少し前向きになろう。がんばろう。
そんなふうに思えるエッセイだった。