りつこの読書と落語メモ

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ぼくらのひみつ

ぼくらのひみつ (想像力の文学)

ぼくらのひみつ (想像力の文学)

★★

こんなこと信じてもらえるだろうか。ぼくの時間は2001年10月12日金曜日の午前11時31分で止まってる。喫茶店でコーヒーを飲む、部屋に戻り昼寝をする、起き上がってぼーっとする、文章を書く、顔を洗う、町を歩く、これだけしてもずっと11時31分。そんなとき京野今日子と出逢ったから、ぼくのせいで彼女も11時31分にとどまることになってしまった。やがてぼくらは思い立って、ある計画を考えるのだけど……止まっているこの時から、ぼくらはゆっくり歩き出す。スローモーションの新・青春小説。

うーん。これはいただけない。 風呂敷を広げるだけ広げて、無理矢理ささっとたたんで、爽やかに去って行かれましても…。 一生懸命読んだ私は置き去り?置いてけぼりですか?って感じ。 なんちゃって不条理小説に青春という味つけをしました、みたいな。

「船に乗れ!」が良かっただけに、これは残念だった。 (あくまで私の感想ですが)