りつこの読書と落語メモ

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小さいおうち

小さいおうち

小さいおうち

★★

赤い三角屋根の家で美しい奥様と過ごした女中奉公の日々を振り返るタキ。そして60年以上の時を超えて、語られなかった想いは現代によみがえる。


直木賞受賞作品、そして評判もすこぶる良かったので期待して読んでみたんだけど、うーん…私にはイマイチ響かなかったなぁ…。


いや、ある意味すごく共感できる部分は多かったのだ。

戦前から戦後っていうのはいったいどんなに悲惨だったんだろうと思うけれど、みんな実際のところは自分の日々の生活で精一杯でその中で「いいこと」を見つけて一生懸命頑張っていて、戦争や悲惨な出来事もどこか遠いところで起こっている出来事のように思ってしまっていたのかもしれない。


それでもなんか…うーん…。なんかこれでいいの?っていう気持ちが残ってしまって。

多分主人公と奥様に全然魅力を感じられなかったせいかもしれないなぁ…。