りつこの読書と落語メモ

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殺す者と殺される者

殺す者と殺される者 (創元推理文庫)

殺す者と殺される者 (創元推理文庫)

★★★★

遺産を相続し、不慮の事故から回復したのを契機に、職を辞して亡母の故郷クリアウォーターへと移住したハリー・ディーン。人妻となった想い人と再会し、新生活を始めた彼の身辺で、異変が続発する。消えた運転免許証、差出人不明の手紙、謎の徘徊者…そしてついには、痛ましい事件が―。この町で、何が起きているのか?マクロイが持てる技巧を総動員して著した、珠玉の逸品。

1Q84のような小説を読んでしまうと、その後読書スランプのようなものに陥りやすい。
何を読んでも満足できないような状態になってしまうのだな。
というか、しばらく読書を休んで余韻に浸ってもいいのかもしれない。
でも、なにせ図書館本が届いてしまっているので、次々と読んでいかないといけないんだよ。(←いや、いけなくはないんだけど…)

というわけで選んだのがこれ。
途中までちょっともたもたする感じがしなくもなかったけれど、でも面白かった!よくできてる。
じわじわじわ…と読者に違和感を抱かせつつ、どかーんと驚かせてくれる。
これでもかこれでもか!というイマドキのミステリーとはまた違った味わいがあって、これはこれでとてもよい。復刊バンザイ。