聖女の救済
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/10/23
- メディア: 単行本
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久しぶりの東野圭吾。10年ほど前、東野圭吾を読み漁っていた時期があって、その頃は「東野圭吾にハズレなし」と思っていたんだけど、最近は何を読んでもどうも物足りない。 今回は「これは結構な力作なのでは?」とタイトルに惹かれて読んではみたものの、うーん…。
とても読みやすいし、読んでいる間は「次はどうなる?」と気になって夢中になって読むんだけど、正直言って「薄いなぁ…」という印象。 これぽっちの事件?トリックはこれだけ?動機はそれだけ?みたいな…。
多分、ジェフリーディーバーやフロストの1つの小説の中で幾つものストーリーが並行して語られてそれが最後に重なっていってどかーん!みたいな小説に慣れてしまったせいかもしれないなぁ。 でも「薄い…」と思ってしまったのは事実。もう読まないかも…。