りつこの読書と落語メモ

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ジェニーの肖像

ジェニーの肖像 (創元推理文庫)

ジェニーの肖像 (創元推理文庫)

★★★★

1938年、冬のニューヨーク。貧しい青年画家イーベンは、夕暮れの公園で、一人の少女に出会った。数日後に再会したとき、彼女ジェニーはなぜか、数年を経たかのように成長していた。そして、イーベンとジェニーの時を超えた恋が始まる…詩人ネイサンの傑作ファンタジイ。妻を亡くした童話作家とその子供たちの、海の精霊のような女性との交流を描く『それゆえに愛は戻る』を併録。

「時の恋人」の解説を読んでチェックしていた作品。
物語自体はオーソドックス?なんだけれど、印象的で切なさがつのるようなシーンが何箇所もあってたまらない。 特に好きだったのは二作目の「それゆえに愛は戻る」。胸をうつ幸せな瞬間が描かれていて、なんとも切なくて泣きそうになった。