りつこの読書と落語メモ

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1Q84

1Q84 BOOK 1

1Q84 BOOK 1

1Q84 BOOK 2

1Q84 BOOK 2

★★★★★

私にしたら珍しく話題の本を話題になっている時に読んだ。
村上春樹の小説をそれほどたくさん読んだことはないんだけど、これを読んで、この人はものすごーーく私好みの作家だったんだなぁということに気がついたよ。いまさら、だけど。

いやぁ、面白かった!!物語に飲み込まれてメタメタにされる気持ち良さを堪能できたし、心に刻まれる言葉やシーンが盛りだくさんで、宝物にしたいような言葉がちりばめられていて…こういう小説を日本の作家が書いてくれるなら、私はもう翻訳本ばかりを読まなくてもいいかもしれない。

この小説がものすごく売れているということが今でも私は不思議でならないんだけど、それはこの小説がぱっとしないからというわけでは決してなく、ただこれを読んで大勢の人が「面白い」と思うのか?ってことがちょっとにわかには信じられないから、なんだな。
でもなんであれ、この小説が飛ぶように売れるというのは、すごくいいことだとおもう。

全ての芸術は善に向かうべきであるということを、この人は信じているんだな、と私は感じた。