りつこの読書と落語メモ

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夜のフロスト

夜のフロスト (創元推理文庫)

夜のフロスト (創元推理文庫)

★★★★★

流感が猛威をふるう町に中傷の手紙がばらまかれ、切り裂き犯も老女を襲う。絶体絶命の人手不足の中、ウィルスにも見放されたフロスト警部に打つ手はあるのか? シリーズ既刊は2点ともミステリ・ベスト10第1位に選ばれた、大好評シリーズの第3弾!

大好きなフロスト警部。これが三作目。

今回も残酷な切り裂き犯が次から次へと老女を襲い、少女は行方不明になり、あやしげな人間が次々現れる。
フロスト警部の下につくのは、野心家でフロストのことを軽蔑しきった部長刑事。
署長は相変わらず体裁とマスコミ対策のことで頭がいっぱいだし、インフルエンザが猛威をふるって警察署内はいつにもまして人手不足。
そしてフロスト警部の勘がはずれまくる。(わはは)

これでもかこれでもかの逆境が続くけれど、3作目ともなれば、どんなに酷い目にあってもフロストだから大丈夫!(不死身だし!)と思って安心して読める。
偉大なるワンパターンといえばそうなんだけど、でも決して「安い」感じはなく、リアルだ。

とにかくやっぱりなんといってもフロスト警部に魅力があるんだよなぁ。
勘がはずれまくって失敗ばかりで毎回ひやっとさせられるけど、やっぱり最後はかっこいい。 かっこ悪いところがまたかっこいいんだなぁ。

あとは「フロスト気質」を残すのみかー。さみしいなぁ…。