優雅なハリネズミ
- 作者: ミュリエル・バルベリ,河村真紀子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2008/10/09
- メディア: ペーパーバック
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自分の知性をひた隠し、アパルトマン管理人の典型を生きようとする未亡人ルネ。大人たちの世界のくだらなさに幻滅し、自殺を志願する12歳の天才少女パロマ。二人は並外れた感性と頭脳を持ちながらも、世間との係わりを拒み、自らの隠れ家にこもっていた。しかし、ミステリアスな日本人紳士オヅとの突然の出会いによって、二人の未来は大きく開かれるのだった―哲学、映画、音楽、絵画、文学、そして日本文化へ自由自在に言及しながら、パリの高級アパルトマンに住む人々の群像をユニークに描き上げ、今世紀フランス最大のベストセラーを記録した感動物語。フランスの「本屋大賞」受賞。
う、うーん…。これは好みの分かれる作品なのかな。
主人公の芸術や文学や音楽や日本の文化に対する憧れとか知性とか文章の美しさとかそういうのを楽しめる人にとったら極上の小説なのかもしれない。
私も前半は結構楽しめたんだけど…。
でもなぁ…ちょっと後半が…どうなの…?なんか急にハーレク〇ン…?この結末はどうなの?