りつこの読書と落語メモ

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ケッヘル

ケッヘル〈上〉

ケッヘル〈上〉

ケッヘル〈下〉

ケッヘル〈下〉

★★★★★

ケッヘル番号が、わたしをこの世の果てまで連れてゆく。モーツァルトの音楽に取り憑かれた男と、過去の亡霊から逃げ続ける女。出会うはずのない二人の人生が交差した瞬間、狂おしい復讐の幕が上がる。

これはまたすごい力作なのではないのかしらん。
私にとったら2冊目の中山可穂作品なので、他の作品がどういうテイストなのかっていうのはよくわからないんだけど、それでもなんていうかこの作品にかける作者の意気込みがひしひしと伝わってきた。まさに鬼気迫る、って感じ。

正しい読み方じゃないかもしれないけれど、私は「ミステリー」としてとても楽しんで読んだ。