りつこの読書と落語メモ

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愛する者に死を

愛する者に死を (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1805)

愛する者に死を (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1805)

★★

わたしは殺人を計画している。場所はサンフランシスコ、九月八日夕方に実行する。犠牲者は女性……奇怪な書き出しで始まる手紙の送り主は、P・Sとだけ名乗っていた。殺人の顛末を手記にするから出版しないかというのだ。業績不振に悩むニューヨークの出版社長コステインはこの話に飛びつき、すぐに自分の愛人であり編集部長のジーナを伴いサンフランシスコへ向かう。だが、それは周到に仕組まれた罠だった。殺人現場へと誘い込まれ、ニューヨークへと逃げ帰った二人の前に現われたのは……逆転に次ぐ逆転が襲う、これぞサプライズの真骨頂。騙しの天才ニーリイの長篇デビュー作、ついに邦訳なる!

どんでん返しがセールスポイントなんだろうけれど、中盤ぐらいで多分そうなんだろうなって気付いたぞ。やっぱりこういう小説は、どれだけ気持ちよくだまされたか、しかも「おおおーそうかーなるほどー」と腑に落ちたかっていうのがポイントなんじゃないかと思うのだ。

今の私があまりミステリー気分じゃないっていうのもあったかもしれないけど、ちょっと残念。