りつこの読書と落語メモ

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スロウハイツの神様

スロウハイツの神様(上) (講談社ノベルス)

スロウハイツの神様(上) (講談社ノベルス)

スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス)

スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス)

★★★★★

まず裏表紙の作者の写真を見てびっくり!辻村深月ってこんなにきれいな女性だったの?!毒々しいオヤジじゃなかったの?!えええ?!だってほら「ゲルマニウムの夜」を書いた人でしょう?!…って私、辻村深月花村萬月を混同しておりました…。だってほら村と月が…。だからこの小説も暴力と性と死みたいなテーマを扱ったどろどろした小説なんだと思い込んでいたんだけど、全く違っていました…。思い込みって怖い…。

猟奇的なファンによる小説を模倣した大量殺人事件から10年。筆を折っていたチヨダ・コーキは見事復活し、売れっ子脚本家・赤羽環と、その友人たちとの幸せな共同生活をスタートさせた。しかし謎の少女の出現により…。

いやぁ青春やねぇ、と思わずつぶやいてしまうような小説だった。辻村深月という人が他にどういう小説を書いているのか、この小説がこの人の作品の中でどういう位置づけになっているのか、私は全く知らないのだけれど、好きだと思った。うん、好き好き。この甘さがだめだという人もいるだろうけど、私は好きだ。
若者はやっぱり夢や希望を持たなくちゃだめだ。人と人の間にはやっぱり愛がなくちゃだめだ。