りつこの読書と落語メモ

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日々の泡

日々の泡 (新潮文庫)

日々の泡 (新潮文庫)

愛を語り、友情を交わし、人生の夢を追う、三組の恋人たち―純情無垢のコランと彼の繊細な恋人のクロエ。愛するシックを魅了し狂わせる思想家の殺害をもくろむ情熱の女アリーズ。料理のアーティストのニコラと彼のキュートな恋人のイジス。人生の不条理への怒りと自由奔放な幻想を結晶させた永遠の青春小説。「20世紀の恋愛小説中もっとも悲痛な小説」と評される最高傑作。

ごごごめん。私はさっぱり面白くなかった…。文章がまずぎくしゃくしているように感じてしまってそれが最後の最後まで気になってしまって…。ライブに行ってスピーカーの前に立ってしまったばっかりに、まともに音が聞き取れなくて、どういう音楽かもよくわからないうちに終わってしまった、って感じ。
ハツカネズミが松葉杖をついてたり、にきびが皮膚の下に逃げ込んだり、肺に睡蓮の花が咲いたりというエピソードも、それ自体は面白いんだけど、このぎくしゃくしたところで突然そんなこと言われても本気なんだか冗談なんだか(ほんとにそういうことがあったと言っているのか、比喩なんだか?)わからない…。最後まで物語に入り込めないまま、感情をまるでゆさぶられないまま、「???」で終わってしまった。

ユーモアと残酷性の振り幅の大きさにもついていけなかった…。そこがこの小説の醍醐味なんだと思うので、その部分を味わえないと面白さもわからないのだろう。私には合わなかったなぁ。