りつこの読書と落語メモ

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犬は勘定に入れません…あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎

★★★★

知らないで読んだんだけど、なんとこれは「ドゥームズディブック」の姉妹編。
「ドゥームズディブック」と同じく、オックスフォード大学の学生ネッドが、タイムトラベルする物語。ダンワージー教授やフィルチなどおなじみの人物が出てきて、「うわっ」って声が出ちゃったよ。

しかも「ドゥームズディブック」と違って、かなりコミカルなのだ、この小説は。
とにかくドタバタって音がするんじゃないかと思うくらいドタバタ。最初はそれに付いていけなくて、「え?ええ?なに?」って読んでいても全くわけがわからなかったんだけど、だんだん読み進むにつれて、「そうか、これはもうタイムトラベル・ドタバタ版なんだな」ってわかって、ひたすら笑いながら読み終わったよ。

犬は勘定に入れません」というのは、「ボートの三人男」の副題。
で、これだけじゃなく、他にもコナンドイルやらクリスティやらたくさん盛り込まれていて(「引用されている」ってだけじゃなく、物語に絶妙に絡んでくるのだ)、これがまた楽しいんだ。
しかも最近読んでめちゃくちゃ気に入ったジーヴスまで出てくるんだよ!うれしかったなぁ。

まだまだたくさん出てるから次々読んでいこうと思う。