りつこの読書と落語メモ

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パイロットの妻

パイロットの妻 (新潮文庫)

パイロットの妻 (新潮文庫)

★★★

沖縄のホテルで眠れない夜に読んだ本。読み終わったらますます眠れなくなったよ‥。

夫が操縦する旅客機が墜落し、絶望の淵へと追いやられるキャスリン。
事件の全貌が明らかになっていくとともに、わかっていたつもりでいた夫との絆が崩壊していく‥。

ぐわーー。すごい小説だったよ。すきか嫌いかといえばあんまり好きなほうではないけれど、夢中になって読ませる力を持ってる。めったに本を読まないような人でも面白くてがーっと読めてしまうのでは。

ああ、でもひどい。あまりにひどい。配偶者からされる仕打ちでのなかでも最悪中の最悪だなぁ、これは。
ロマンチックな「次」が用意されているところが、メロドラマ的な感じがしないでもないけれど、でもよかった‥。そうじゃなきゃ救いがなさすぎる。