りつこの読書と落語メモ

読んだ本と行った落語のメモ

冬の蜃気楼

冬の蜃気楼 (新潮文庫)

冬の蜃気楼 (新潮文庫)


実は山田太一の小説はほとんど読んでいる。結構好きなのだ。

しかしこれは‥。主人公がうじうじしていて、こんなのを「青春」と呼ぶのかと思うと、なんだかぞっとしてしまう。

電車で読んでいて、隣に座っている人に、「ねえ。これ、くそみたいな本ですよ。」と話しかけたいくらいの気持ちだったよ‥。