りつこの読書と落語メモ

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名もなき墓標

名もなき墓標 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

名もなき墓標 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「死の蔵書」「幻の特装本」を書いたジョン・ダニングの作品。こちらの方が先に書かれたようだ。

サーカステントで火災が発生し多くの犠牲者が出た。その中に、誰もひきとりに来ない少女の遺体があった。誰かに連れられてサーカスに行ったであろうに、なぜ親が引き取りに来ないのか。
新聞記者ウォーカーは独自に調査をすすめ、少女の母親とおぼしき女性をつきとめる。それが20年近く前の衝撃の事件を掘り起こすことになり、彼の身にも危険が迫る‥という内容。

なかなか勢いのあるサスペンス。次々と謎があらわれて、どんどん事件に巻き込まれて行くというのは、ジョン・ダニングの得意技なのかしら。
でもやはり私は、「死の蔵書」のほうが面白かったな。
主人公の魅力という面でも、ちょっとおちるような気がした。

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